- モットンマットレス、夏は暑いって本当?
- ただでさえ最近暑いから寝苦しいのは嫌だ。
- 夏でも快適に寝られる方法が知りたい!
腰対策に優れ、腰に不安がある方に人気のある高反発マットレス「モットン」。高い密度と体型に合わせて選べる硬さにより、10万台以上も売れているヒット商品です。
しかしモットンはウレタン素材でできているため、夏は内部に熱がこもって寝苦しいという声もありました。
本記事ではそんなモットンユーザーに向けて、暑い季節でも快適に寝られる対策方法を3つ紹介します。
結論からお伝えすると、暑さ対策のためにできることは「敷きパッド追加・マットレスカバー交換・扇風機やエアコンで冷却」の3つ。
合わせてジメっと暑い時期に必須の「湿気・カビ対策」もまとめました。

私も夏は寝苦しかったので、敷きパッドを追加しました!
本記事を読むことで暑い時期を乗り切る方法が分かり、夏でもモットンで快適に寝られます。
- モットンで夏をやり過ごす方法が知りたい。
- 暑苦しい時期はマットレスに横になるのもツライ。
そんな方は本記事を、ぜひ最後までお読みください。
夏のモットンは暑さ対策が必須


モットンマットレスは夏に使う場合、暑さ対策が必須です。気温が高いとウレタン内部に熱がこもり、寝苦しく感じる人は少なくありません。
またモットンの付属カバーはベロア生地製です。表面が起毛素材なので、夏に使うと暑い場合があります。
ウレタンマットレスは熱がこもりやすい


モットンは高密度のウレタン素材が使用されており、暑い季節は熱がこもりやすい性質を持っています。高い体圧分散と反発力がある一方で、熱がこもると寝たときにじんわり暑く感じる人が多いです。
このためモットンを夏に使う場合は、寝心地改善のために熱対策を行いましょう。
モットンの付属カバーは夏に不向き


モットンにはベロア生地の専用カバー付き。購入したらそのまま寝られます。
しかしベロア生地は表面が起毛になっており、夏の寝苦しい夜とは相性がよくありません。
モットンの上に敷きパッドを敷いたり、夏用にマットレスカバーを買い替えたりすると快適になります。
モットンマットレスの暑さ対策3選
モットンマットレスの暑さ対策を3つ紹介します。モットンはウレタン素材でできているため、内部に熱がこもりやすいです。
そのまま寝るとじんわり温かく、夏の夜は寝苦しく感じる場合があります。
- 敷きパッドを追加
- マットレスカバーの交換
- 扇風機・エアコンを当てる
モットンに使える敷きパッド・マットレスカバーについては、以下の記事で詳しく説明しています。こちらも合わせてお読みください。
▶ モットンマットレスに使える市販カバー&敷きパッドの選び方
敷きパッドを追加


モットンの上に敷きパッドを敷くと、熱が伝わりにくくなり快適に寝られます。
敷きパッドはマットレス上面に取り付けるシートのこと。様々な素材の敷きパッドがあり、それぞれ使う季節が異なります。
種類 | 特徴 | 素材 |
---|---|---|
春・夏用 | 通気性が良い 吸水速乾 冷感素材 | 麻・レーヨンなど |
秋・冬用 | 中綿入り 肌触りふわふわ 静電気抑制 | 羊毛・ダウンなど |
オールシーズン | リバーシブル 1年中使える | 混合素材 表裏で違う素材 |



私も暑い時期は寝苦しかったので、敷きパッドを使用しています!
暑い時期は速乾性のある素材や、冷感素材の敷きパッドが最適。寝汗を吸収してくれるため、マットレス内部に湿気が溜まりにくくなります。
モットンにそのまま寝ると寝苦しい場合は、敷きパッドを追加してみると良いでしょう。
マットレスカバーの交換


モットン付属の外カバーを取り外し、異なる素材のマットレスカバーを使うのもオススメ。
モットンの付属カバーは高級感のあるベロア生地。肌触りがよく寝転がると気持ちいいですが、夏に使うと少し暑いと感じる方は少なくなりません。
麻やレーヨンなど夏に快適な素材のマットレスカバーを使うと、ひんやり感があり快適に寝られます。
モットンの付属カバーは取り外しが簡単。ファスナーを開ければすぐに取り出せるため、夏の暑い時期だけマットレスカバーを交換してみるといいでしょう。
扇風機・エアコンを当てる


モットン内部に熱がこもっている場合、扇風機やエアコンの風を当てて冷やすのも有効。
ウレタンは熱を溜め込みやすい性質があるため、室温の高い部屋に置いておくと熱くなりがち。風を直接当てることで強制的に冷やし、温度を調整してください。



寝る前に30分ほど風に当ててみたら、モットンを快適な温度まで下げられました。
モットンを風に当てると湿気が飛びやすくなるので、湿気対策としても効果があります。
夏は湿気・カビ対策も重要
夏にモットンを使うときはウレタンにこもった熱だけでなく、湿気によるカビ対策も重要です。
ウレタン内の湿度が高いとカビが発生しやすく、劣化の原因となります。湿気を溜めないために、以下の対策を行いましょう。
- 除湿シートを敷く
- すのこベッドを敷く
- 定期的なお手入れをする
湿気対策を適切に行うことで、モットンマットレスの寿命を伸ばし、快適な睡眠環境を維持できます。
すのこベッド


すのこベッドをモットンの下に置くと、通気性が良くなり湿気が溜まりにくくなります。
モットンは通気性の優れたウレタン素材を使用しているため、寝汗はすべて底面へ流れます。モットンを床置きすると、地面にべったり付いて湿気の逃げる場所がなくなるため、カビが発生しやすいです。
すのこベッドを使って床と底面の間にスペースを作れば、空気が通り湿気を逃がすことが可能。設置するとカビや湿気対策となります。
一方ですのこベッドは重いため、掃除をするときに動かすのが少し面倒。日々の掃除で手間が増えてしまうため、すのこベッドを動かして掃除するのが面倒に感じる方には不向きです。
すのこベッドと除湿シートと比較して、使いやすい方から試してみてください。
除湿シート
除湿シートはモットンの下に敷くシートのこと。設置するだけで底面に溜まった湿気を吸い取り、サラサラの状態を保ってくれます。
お手入れは天日干しするだけなのでお手軽。湿気をたくさん吸い取っても、乾燥すれば何度でも使い回せるのでコスパも良いです。モットンを床置きしたい人には、特にオススメ。
モットンの湿気を吸い取ってくれるので、お手入れ・除湿の頻度を減らせます。
カビは湿度の高い場所に発生するため、乾燥の維持は非常に大切。シートを敷くだけで簡単に対策できるので、ぜひ試してほしい方法です。
定期的なお手入れ・除湿


除湿シートやすのこベッドを使用した場合でも、モットンのお手入れは不可欠。定期的に除湿をしないと、カビや劣化の原因となります。
モットンのお手入れ方法は非常に簡単。風通しの良い場所へ立てかけて、底面を乾燥させるだけでOKです。
▶ モットンのお手入れ方法!洗える・洗えない場所を画像で説明



乾燥を早めるために扇風機の風を当てるのも有効!
付属カバーを外して洗濯機で洗濯することも、カビ対策のうえで重要。カバーに付着した汚れを洗い落として、カビが好む栄養を取り除きましょう。
モットンの夏の寝心地に対する口コミ・感想
モットンを夏に使った方の口コミを紹介します。その他の口コミは、以下の記事をお読みください。
ちょうど良い硬さで寝心地が良く夜中に目覚めることがなくなりました。汗っかきなのですが蒸れて不快に感じることもなく、通気性の良さにも満足です。
40~44歳 女性(50kg):レギュラー(170N)
カビが発生した場合の対処法
モットンにカビが発生した場合は、消毒用エタノールを使って除去しましょう。
消毒用エタノールをスプレーボトルに入れ、カビ部分が湿るほど十分にスプレーする。
引用:ミツモア
1時間ほどそのまま放置。
お湯につけた布でカビ部分をぽんぽんと叩くように拭き取る。(布は固く絞りすぎない)
湿った部分をドライヤーで十分に乾かし、風通しのいい場所で陰干しする。
カビが落ちない場合は、何回か同じ工程を繰り返してください。
また消毒用エタノールの他、カビ除去スプレーを使うことも有効です。
マットレスのカビは「温度・湿度・栄養分」が揃うと発生します。
条件 | 詳細 | 対策 |
---|---|---|
温度 | 20~30度。特に25~28度で発生しやすい。 | 室温を低く保つ |
湿度 | 70%以上で繁殖しはじめる。 | 定期的に換気する |
栄養分 | 人の分泌物(垢、フケ、皮脂) タンパク質、炭水化物、アミノ酸、脂肪、糖分など | カバーを洗濯し寝汗を流す |
カビは発生してから対処するのではなく、日頃のお手入れで発生を防ぐことが重要です。



カビは発生してから処理するより、発生しないための対策が大切!
モットンのよくある悩み


暑さ対策で夏の夜でも快適に過ごす
本記事では高反発マットレス「モットン」を夏に使うときの、暑さ対策と湿気対策について紹介しました。
- 暑さ対策は「敷きパッド・マットレスカバー・扇風機やエアコン」
- 湿気対策は「すのこベッド・除湿シート・定期的なお手入れ」
- 夏は特にカビが発生しやすいので要注意
これらの対策を組み合わせれば、真夏の寝苦しい夜でも快適に眠ることが可能です。モットンのウレタン素材の特性を理解し、厳しい夏の暑さを乗り切りましょう。



ちょっとした対策だけで、寝心地がかなり改善します!
その他のモットンを快適に使う方法やお手入れのポイントなどは、以下の記事でまとめて紹介しています。興味のある方はぜひ、こちらの記事もお読みください。


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