- すぐダメになるマットレスは嫌だな……
- モットンって何年使えるの?
- せっかく買うなら長持ちさせたい!
マットレスや布団などの寝具は、一度買ったら何年も使うもの。毎日寝るのにすぐ劣化してしまったら悲しいですよね。
本記事では腰対策に優れた高反発マットレス「モットン」の寿命と、ヘタらせず長持ちさせるポイントについて紹介します。
モットンの寿命は公式データ上で11年。「7年使っても問題なかった」「4年過ぎでヘタってきた」などの口コミがありました。
モットンを長持ちさせるには、定期的なお手入れが大切。湿気・汚れ・熱がウレタン劣化の原因となるため、寿命を延ばすために必ずメンテナンスを行いましょう。
- モットンをできるだけ長く使う方法は?
- お手入れのポイントやNG行動を知りたい。
そんな方は本記事を、ぜひ最後までお読みください。
モットンの耐久年数はデータ上で11年
モットンのマットレスは耐久試験の結果、平均的な寝返り回数で計算すると11年使えるというデータが出ています。
試験方法は、1分間に60回、布団の厚みが半分になるように圧縮し、8万回に達した時点で30分間放置しました。その後、再度厚みの計測を行い、歪み率を算出しました。
仮に1日に平均で20回の寝返りをするとして、年間7,300回(20回×365日)寝返りをする計算になります。つまり、約11年間使用しても、3.9%へたる程度ということになります。
引用元:モットン公式サイト
モットンの素材は次世代高反発ウレタンフォーム「ナノスリー」を採用。8万回押しつぶしても劣化はたったの3.9%という優れた結果でした。
公式サイト上でも10年使えると公表しています。
口コミを見ると、7年間使ってもヘタらないという情報がありました。
一方、5年で劣化して買い替えを検討している方もいました。
モットンの寿命は使い方や寝る人の体型によっても変わるため、一概に何年使えるとは言い切れません。
とはいえ購入して1ヶ月などの短期間で「すぐダメになってしまった」ということは無さそうです。
私は5年使い続けられれば、十分に元は取れると考えました!
▶ 【実体験レビュー付き】独自で集めたモットンの口コミ・評判を紹介
モットンの寿命を長持ちさせる対策3つ
モットンの寿命をできるだけ長持ちさせるため、日頃からできる対策を3つ紹介します。
- 表裏・上下を入れ替えながら使う
- 定期的に立てて換気・除湿する
- 紫外線や熱を当てない
表裏・上下を入れ替えながら使う
モットンを使うときは、表裏・上下を入れ替えながら交互に使いましょう。
モットンは表裏がなく、どちら側も寝たときの感覚は同じ。ひっくり返しながら使っても、違和感や寝心地の変化はありません。
- 表と裏を入れ替えて均等に使う
- 頭側と足側を入れ替えて均等に使う
定期的に入れ替えながら使うことで、頭や足の重みで圧力がかかりすぎることを回避できます。
表裏・上下を入れ替えずに使うと、一部だけ負荷が強くかかり劣化が早まるかもしれません。
メンテナンス・換気するついでにローテーションしましょう。
定期的に立てて換気・除湿する
モットンは湿気対策が必要で、湿度が高い状態が続くとカビや劣化の原因となります。定期的に立てて底面を乾燥・除湿してください。
人間は寝ている間にコップ1杯分の汗をかくと言われており、汗は地面と接する底面に溜まります。モットンを敷きっぱなしにすると、底面にどんどん湿気が溜まっていきカビや劣化の原因となるでしょう。
モットンを立てて底面を乾燥させることで、長く愛用できるようになります。
モットンの上に敷きパッドを敷いて汗を吸ったり、除湿シートやすのこマットを併用するのも有効です。
ウレタンのマットレスは熱に弱いので除湿する際は天日干しを避けましょう!
▶ モットンを畳・フローリングの床に直接置いて寝るときの注意点
紫外線や熱を当てない
モットンの素材はウレタンのため、紫外線や熱で劣化する恐れがあります。お手入れの際はウレタンの性質に注意し、直射日光や高温を避けてメンテナンスしてください。
- 天日干し
- 50度以上の高温
モットンは直射日光の当たらない風通しの良い場所で陰干ししましょう。
一方で以下の家電・雑貨の使用はOKです。
- 湯たんぽ
- 電気毛布
- 布団乾燥機
電気毛布や布団乾燥機などの家電は、設定温度を50度以下にすれば問題ありません。
湯たんぽは熱湯を入れると高温になってしまうので、布などで包んで使いましょう。中のお湯が漏れないように、蓋が閉まっていることを確認してから使用してください。
モットン専用カバーは洗濯して清潔に保つ
モットンには専用のマットレスカバーが付属します。カバーは簡単に取り外せて洗濯機OKのため、定期的に洗濯し綺清潔にしてください。
マットレスカバーは肌触りの良さやダニ・ホコリからウレタンを守るだけでなく、汗や皮脂などの汚れを防ぐ役割もあります。定期的に清潔な状態を保つことで、モットンを長持ちさせることが可能です。
モットンを汚してしまった場合の対処法
モットンを万が一汚してしまった場合は、以下の対応をしましょう。
- 濡れタオルで優しく水拭き
- おねしょ汚れの臭いは重曹
濡れタオルで優しく水拭き
モットンが汚れてしまった場合は、濡れたタオルを使って優しく水拭きしてください。大量の水をかけたり、シャワーなどで洗ってしまうと劣化の原因となります。
拭いたあとは陰干しし、濡れた場所を乾燥させてから使用しましょう。
おねしょ汚れの臭いは重曹
おねしょによる臭いは、重曹を使いましょう。重曹に水分を吸わせた後に、掃除機で吸い取ると臭いが改善します。
お子様と一緒に寝る場合は、おねしょ対策に防水シーツを敷いたうえで寝るのも効果的です。
モットンお手入れのNG行動2つ
モットンをお手入れするうえで、以下の2つは行わないようにしましょう。
- 水洗い
- 天日干し
モットンのお手入れ方法については、以下の記事で詳しく説明しています。
水洗い
モットンは水洗いNGのマットレスです。シャワーなどで洗ったり、大量の水をかけるのは止めましょう。モットン内部に水が侵入し、以下の問題が起こります。
- カビの発生
- ウレタンの劣化
- 水分が抜けきれない
汚れてしまった場合は濡れタオルで拭く、掃除機をかけるなどの方法で対処してください。
天日干し
モットンを換気・除湿する際は、天日干しをしないでください。紫外線や熱を避け、直射日光の当たらない場所で陰干ししましょう。
マットレスは布団と違って天日干しによる「ふんわり感」を得ることはないため、外に干す必要はありません。
またウレタン素材はダニの発生が少なく、外に干さなくとも安心して使用できます。カバーは定期的に洗濯し、清潔な状態を保ちましょう。
ウレタンフォームは、木綿や羊毛、羽毛と違い、ダニや害虫が住みついたり発生することはほとんどなく、ホコリも出ないので衛生的です。外カバーは取り外し可能ですので、こまめに洗って、常に清潔を保つことができます。
引用元:モットン公式サイト
買い替えタイミングは硬さと寝心地の変化が目安
モットンの買い替えは、以下の内容に変化があったときに考えましょう。
- マットレスの一部が凹んでいる
- ウレタンにカビが発生している
- 寝心地が昔に比べて悪くなった
ポイントはウレタン素材の劣化です。モットン本体のウレタンが硬くなったり、凹んで戻らなくなったら買い替えのタイミング。
また湿気が溜まったまま放置すると、ウレタンにカビが発生し劣化の原因となります。カビがついているマットレスを使い続けると体調や睡眠の質に影響するため、新しいマットレスへ買い替えましょう。
モットンを長く使い続けた人は、日々の変化に気を付けて早めに買い換えを検討してください。
モットンのよくある悩み
正しい使い方でモットンを長持ちさせよう
本記事ではモットンマットレスを長持ちさせる方法と、NG行動について紹介しました。
- モットンは10年以上使えるマットレス
- ローテーションや除湿で長持ちさせる
- 湿気・高温・紫外線が劣化に繋がる
せっかく良いマットレスを買うなら、できるだけ長く使いたいと思うのは当然。そのためには日頃のメンテナンスにも気を使いましょう。
ぜひ本記事の内容を参考にし、モットンの寿命を長持ちさせてください。
モットンの選び方・使い方については、以下の記事でまとめて紹介しています。モットンを丁寧に使いたい方は、こちらもぜひお読みください。
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